
飲食店を開業するにはどれくらいの資金が必要?
みなさん、こんにちは。
飲食店を開業したいと思っている方は非常に多くいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、飲食店を開業しようと思えば莫大なお金と準備が必要です。
飲食店を開業するためには必要なお金がかなり多いということはわかっているが、どれくらいかかるのかわからないという方も多いのではないでしょうか?
どれくらいかかるかわからないから、なかなか飲食店の開業には踏み出せないという方も多いと思います。
そこで、今回は飲食店を開業するためにはどれくらいの資金が必要なのかを解説します。
◆開業資金の調達方法
開業資金は自己資金と借入金の2種類があります。ほとんどの場合が自己資金ではまかなえないので、借入金を調達することになります。
そこで、どれくらい借りるのかを決めるために、開業資金はどれくらい必要かを把握する必要があります。
◆設備資金と運転資金
さらに資金には2種類の使い道があります。
設備資金と運転資金です。
設備資金とは設備投資のために利用する資金で、土地や建物、設備の購入がこれにあたります。
設備資金の回収は非常に長い年月がかかるので、利息がかかる借入資金ではなく自己資金で賄うことをおすすめします。
運転資金は原材料、商品仕入、賃金などに充てるお金です。
◆開業資金計画を立てる
開業資金がどれだけ必要かを知るためには開業資金計画表、損益計算表、借入金計算表を作成する必要があります。
なぜ、3つの表が大事なのかというと、飲食店の経営では、開業するのに必要な資金だけでなく、開業後の予想利益、その利益から支払う借入金の返済予定までを計算する必要があります。
開業後にかかってくる運転資金のことを把握していなかったために、開業してからパニックになることもよくあるのです。
◆具体的に必要な資金はいくらか
物件取得の関する費用がまずかかります。
物件を借りようと思えば、その賃貸料だけでなく敷金なども払う必要があります。
飲食店では、この敷金が賃料の10ヶ月分ほどが相場と言われています。
そのため、20万円の賃貸でも200万円は必要になるのです。
そして、店舗投資に必要な費用もあります。
看板、調理器具、内外装、備品などに必要な費用のことです。
明確にいくら必要だとはっきりとは言えませんが、一坪あたり50〜80万円は必要だと言われています。
つまり、20坪のお店なら1,000~1,600万円は必要になってくるのです。
この費用に運転資金が足されるのです。運転資金はその飲食ジャンルによって違い、一概にこれだということはできないので省きます。
◆まとめ
いかがでしたか?
飲食店を開業するために必要な金額が把握できたことと思います。
開業には非常に大きな金額が必要になるのですね。
そのため、借り入れる必要がある場合が多いので、返済計画までしっかりと考えるようにしましょう。
各種ご相談については下記より

