
飲食店を開業するために必須のマーケティング基礎知識〜ギャップの創造編〜
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公開日:2017.05.16 最終更新日:2017.10.23
あるレストランに行ったとして、自分が思っていた期待よりも良い店であった場合、プラス方向のギャップが生まれます。
このプラス方向のギャップを多く生み出すことができると、顧客満足度は上がっていきます。
このギャップの創造は開業前に経営計画を立てる場合にも重要になってくるので、今回はどうすればプラス方向のギャップを生み出すことができるのか見ていきましょう。
・顧客は何を期待してお店に来るかを把握する
例えば高級フランス店に来る顧客と大衆食堂に来る顧客では求めている期待の要素が違います。
高級フランス店では「味の質」「雰囲気の良さ」「贅沢感」を求めて顧客がやってくるので、料理を出すスピードや価格は大して気にしません。
反対に大衆食堂に来る顧客は「ごはんのボリューム」「価格の安さ」「一定のおいしさ」「料理が出てくる早さ」を期待しています。
このようにそれぞれの顧客層によって抱いている期待は違ってくるので、その期待を把握して満足してもらえるようなサービスを提供することが一番好ましいのです。
期待以上の満足感を得られれば、プラスのギャップが生まれることになり、顧客満足度や口コミも上がっていきます。
・悪いギャップはNG
期待以下のものを提供してしまうのは、顧客が離れていく源です。
お客様から見れば期待以下のサービスの提供はほとんど裏切り行為に近いので、そうはならないように注意しましょう。
ギャップの創造についてお話ししましたがご理解いただけたでしょうか。
基本的なマーケティングをきっちり抑えていけば、飲食店の経営はスムーズにいくでしょう。
飲食店を開業する際はぜひこの記事を参考にしてみてください。
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