
自分のカフェを開業したいと思ったら?その3
自分だけのオリジナルカフェを開業したいと思う方も多いと思います。
私の周りにも、将来の夢を聞くと、自分達の趣味をふんだんに盛り込んだオリジナルカフェを作りたいという方が多いです。カフェブームが下火になった今でも、やはり毎年多くの店ができています。美味しいコーヒーやケーキ、オシャレなインテリアに囲まれた空間で常連さんとコーヒーを飲みながら話をするなんて憧れますよね。そこで今回は、カフェを開業するためにはどうすれば良いのかを連載形式でお話していきます。
3.物件探し
カフェを開業する上で最も重要なのが物件探しです。一番骨が折れる作業ですが、ここで成功するかどうかが決まってきます。既にブランド力を持っている大手チェーンカフェでも、物件選びには最も時間をかけるそうです。何故なら、カフェを開業しても数年以内に経営難で閉店するそうです。その主な理由が、店舗のコンセプトやターゲットが立地に適していないからだそうです。
「カフェの成功の70%は立地で決まる」という事を覚えておきましょう。
・適した立地
駅前やオシャレな街など、一等地だからと言って成功するわけではありません。一等地は家賃が高いので、それに見合った利益を上げなければいけません。家賃が安くて来客が見込める「穴場」を探します。しかし、そんな簡単に見つかるわけがありません。テナントは住居用と違って空き物件がほとんどないので、日程には余裕をもって物件ありきで開業を決めるべきでしょう。
立地はそこにいる人の属性も重要となってきます。開業を予定している場所周辺の人が、お客様になってくれるかどうかを判断しなければいけません。例えば、ビジネス街だと会社員の方が多いので、Wi-fiの利用ができて充電用のコンセントやケーブルが備え付けてあり、打ち合わせができるようなチェーンに負けてしまいます。個人カフェの場合は、駅から少し離れていてカップルや家族連れが訪れやすい場所が良いでしょう。
・2Fはいかが?
一軒家を借りれば全て自分の思い通りのお店が作れますが、やはりコストがかなりかかってしまいます。2Fのテナントの場合だと、その分かなり安く借りることができます。2Fという制約条件の中でどのように来客数を増やすかはアイデア次第です。大阪の松屋町に、ビルのかなり上の階で歩いてしか行くことができませんが、アイデア力で連日、予約で満席になる店もあるので参考にしてみてください。
いかがでしたか。アイデアももちろん重要ですが、それと立地を掛け合わせなければカフェの成功には繋がりません。他には何が大切なのか、まだまだお伝えしていきます。
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