
自分のカフェを開業したいと思ったら?その2
自分だけのオリジナルカフェを開業したいと思う方も多いと思います。
私の周りにも、将来の夢を聞くと、「自分達の趣味をふんだんに盛り込んだオリジナルカフェを作りたい」という方が多いです。カフェブームが下火になった今でも、やはり毎年多くの店ができています。美味しいコーヒーやケーキ、オシャレなインテリアに囲まれた空間で、常連さんとコーヒーを飲みながら話をするなんて憧れますよね。そこで今回は、カフェを開業するためにはどうすれば良いのかを連載形式でお話させていただきます。
2.金銭面
どれだけ自分のカフェのイメージが決まっていたとしても、それを作るだけのお金が無ければ話になりません。資金調達は、オリジナルカフェを作る上で最も大切な要素です。開業する際に自己資金で賄うことができれば一番良いですが、自分の理想を叶えるためには、自己資金だと足りないという方がほとんどでしょう。更に、開業資金はいくらあっても、多過ぎるという事はありません。お金が有れば、それだけ細部にまでこだわることができ、理想のカフェに近づけることができます。
・公的金融機関
個人のカフェ開業の為に、民間金融機関や銀行からお金を借りることは、かなり難しいでしょう。公的金融機関であれば、新規事業者対象の貸し付けがあります。あなたの地元の自治体に確認してみましょう。
・市民バンク
市民バンクでは、開業資金や運転資金を貸し付ける制度があります。様々な制度を利用しましょう。
・注意点
カフェオーナーを目指すのであれば、まずは経営学を勉強する必要があります。ただ店を回すだけなら、学生バイトだってできます。経営について、しっかりとした知識が無いと、失敗するリスクが高まります。カフェオーナーを考える方には、経営の重要性について理解していない方が多いので、「開業するときに考えれば良いか」ではなく、あらかじめ自分の行きつけのカフェのオーナーに聞くなど、経験者に聞いてみるのが最も良いでしょう。直接聞くのが難しいのであれば、様々なカフェのオーナーのエッセイ本が出版されているので、それを買うのも良いでしょう。自治体によるセミナーが行われているところもあるので、調べてみてください。
いかがでしょうか。カフェを開業するとなると、理想だけでなく現実的な資金面や経営面の事も考えなければいけません。カフェを開業したが、資金繰りが苦しく借金返済のために毎日身を削って働き続けなければいけないという事がないように、しっかり金銭面については学んでおきましょう。
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