
あなたの店舗は大丈夫?音響設備で集客率が変わるかも!
飲食店やクリニック、美容室などの店舗では、音響は雰囲気作りには欠かせない要素です。
無音という味気ない空間にするのではなく、コンセプトや時間帯、顧客層に合ったBGMを選び、音環境を整えることで、お客さんが素敵な時間を過ごせることでしょう。
そこで今回は、BGMを流す音響設備を導入する際のポイントを紹介していきます。
店舗が抱える音響問題
「店舗がにぎやかなので、BGMが聞こえづらい」
「音が反響して、明瞭に聞こえない」
「場所によって音の聞こえ方が違う」
「音質が悪い」
これらは、音響設備を導入してからしばしばみられる問題です。
店舗内のどこに居てもBGMが心地よく聴こえ、良好な音質で聴けるような音響設備を導入しましょう。
音響設備の導入ポイント
人は音量と音の高さを感知できます。
そのため、音響設備を軽視すると集客にも影響を与えるかもしれません。
1. 店舗内の全体の音響システム
店舗の音環境に合わせて、音響特性を重視した音響システム計画を検討してください。
2. 店舗内の音響設備の配置
店舗の平面図にスピーカーなどの音響設備の配置を書きだしましょう。
店舗全体に均等な音が届くように意識してください。
3. 音響設備を選ぶ
予算に収まる程度で、音響や機能がいい機器を選びましょう。
BGMの聴こえ方が大きく変わってきます。
4. 配線ルートの検討
店舗のデザインと内装を考慮に入れて、最適な配線ルートを検討してください。
5. 残響時間の検討
音が響きすぎたり、逆に響かなかったりすることがないように室内の平均吸音力を設定する必要があります。
25%~35%程度が最適な残響時間を得られます。
店舗別のおすすめBGM
<飲食店>
ラーメン店やファーストフード店など、回転率を上げたいお店はテンポの速い明るいBGMを選ぶと効果的です。
逆にゆったりとした時間やおしゃべりなどを楽しんで欲しいカフェでは、自分たちの会話は聞こえるが、隣の席の会話はうまく掻き消してくれるマスキング効果を狙ったBGMを選びましょう。
例えば、ジャズやボッサ、ヒット曲のインスツルメンタルが好まれます。
高級レストランでは、落ち着きのあるクラシックが基本です。
メロウな洋楽やジャズを選択しても、意表がつけてよいかもしれません。
<サロン>
女性でオシャレに気を使っているお客さんが多いサロンでは、BGMもオシャレにしましょう。
リラクゼーション効果のある癒しBGMはサロンにぴったりです。
また、洗練された大人の音楽であるハウスやエレクトロも指摘ですよね。
音響にこだわることで、従業員もお客さんもリラックスしながら楽しめる空間が作れます。
自分の店舗に合ったBGMと音響設備を整えて、開業から集客率の高いお店を目指しましょう。
各種ご相談については下記より

